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米国アイバンク“SightLife”訪問記/院長 木村 亘


シアトルSightLifeでモントーヤ氏(CEO)

シアトルSightLifeでモントーヤ氏(CEO)

2014年6月6日、米国シアトルにあるアイバンク“SightLife”を訪問しました。 アイバンクとはドナー(角膜を提供する人)とレシピエント(角膜移植を受ける人)の架け橋の役目をする非営利の公益法人で、日本国内にも54のアイバンク があります。当院で行う角膜移植手術も、1984年(今から30年前)からひろしまドナーバンク、Donor network Arizona、SightLifeから協力を得て移植用角膜を提供して頂き角膜移植を行っています。


 

2013年全米No.1のNPO法人と 実績を説明するモントーヤ氏(CEO)

2013年全米No.1のNPO法人と
実績を説明するモントーヤ氏(CEO)

SightLifeは1969年に設立され、米国および世界中の角膜視覚障害者に新たな光を提供するた め、世界の26カ国以上のアイバンクや医療機関と協力して活動しています。2013年には17,309眼の角膜を提供し、全米No.1のアイバンクとして 2013年も表彰されています。 今回の訪問では、米国での角膜移植の仕組み、アイバンクの活動や運営方法などのお話を伺うことが出来ました。 米国では、角膜移植に関する啓発活動や角膜提供登録に対するサポートの方法もより先進的で、日本は移植後進国なのだなと痛感致しました。眼科疾患の診断や 手術などの治療水準は世界のトップレベルであるのに大変残念です。

今、日本全国では3,500人を超える角膜移植手術希望者がいるにもかかわらず移植件数は年間1,500件程度にとどまります。しかもその約60%を輸入角膜に頼っているというのがわが国の現状です。 自分や家族の死後、目の不自由な方に角膜を提供(献眼)することで、角膜の病気で視力を失ってしまった患者さまに移植され、新たな光となります。献眼は人生最後の素晴らしい贈り物といえるでしょう。

是非、家族で献眼について一度話し合ってみてください。

提供された角膜を検査するスタッフ

提供された角膜を検査するスタッフ