オルソケラトロジー
オルソケラトロジーって?
オルソケラトロジー(Orthokeratology)は酸素透過性の高い特殊なハードコンタクトレンズを夜間眠っている間に装着し、角膜の形状をゆっくり整え、変形させ、裸眼視力を向上させる角膜矯正治療のことです。朝起きたらレンズを外し、日中は裸眼で過ごすことかできます。
装用前(治療前の近視状態)
網膜より手前に焦点がある近視の状態です。
装用中(コンタクトを着けた状態)
就寝中、特殊なハードコンタクトレンズを装用することで、角膜を矯正します。
装用後(コンタクトを外した状態)
コンタクトレンズを外しても矯正された形が保たれている状態です。
オルソケラトロジーの特長
- ○ 手術しないで裸眼視力が向上します。
- ○ 矯正できるのは弱度〜中等度の近視の方です。
- ○ レンズの取り扱いは通常のハードコンタクトレンズと同じです。
- ○ 保険適用外(自由診療)の治療となります。
- ○ オルソケラトロジーレンズはISO基準を満たし、FDAの認可を承認済みで安全です。
オルソケラトロジーのメリット
- ○ 睡眠時だけコンタクトレンズを装用し、昼間は裸眼で過ごせます。
- ○ 国内外の研究で、近視進行抑制効果もあることが確認されていますが、日本では近視進行抑制治療としてはまだ認可されていません。
- ○ 近視矯正手術を受けられない18歳未満でも治療を受けることができます。
- ○ 途中で治療を中止できます。その後、個人差はありますが約2ヶ月程度で元の状態に戻ります。
オルソケラトロジーのデメリット
- ○ 効果(視力が向上)の持続は1日(~数日)です。
- ○ 近視を根本的に治療できるわけではありません。
- ○ 強度近視の方にはあまり効果が期待できません。
オルソケラトロジーの治療に適している方
- ○ 軽度~中等度(-4.0D位まで)の近視の方
- ○ 軽度の乱視の方
- ○ 職業上、日中のコンタクトレンズの装用が難しい方
- ○ 小学生~60歳代
- ○ 激しいスポーツや水中競技をされる方。ただしすべての方に適応するわけではありません。
事前に医師と慎重なカウンセリング、検査、診察を行った上で判断いたします。
オルソケラトロジーの治療に適さない方
- ・強度近視の方
- ・2.0D以上の強度乱視の方
- ・眼疾患のある方(円錐角膜等の角膜疾患、ブドウ膜炎、ドライアイ、アレルギーなど)
- ・その他、医師から不適とされた方
オルソケラトロジーの合併症とその対処法
- ・合併症は従来のハードコンタクトレンズと同程度の発生率です。
- ・角膜障害→すぐにレンズの装用を中止し、点眼治療を行います。
- ・乱視の悪化→レンズの規格を調整します。
- ・角膜形状の変化によるハロー(光のにじみ)、グレア(まぶしさ)→症状に応じてレンズの規格を調整します。
オルソケラトロジーの処方スケジュール
1 電話による適応検査予約
TEL 0823-22-5544(代表)
2 適応検査
屈折検査、眼圧検査、角膜内皮細胞検査、角膜曲率半径検査、角膜形状解析検査、眼軸長測定、コントラストグレア検査、涙液検査、調節麻痺薬を使用した精密屈折検査
3 トライアルレンズテスト
適応検査結果をもとに選択したレンズを装用し、フィッティングを確認します。
4 着脱練習
使用を開始する前に、レンズのつけ外し、レンズケアの練習を行います。
5 処方レンズ使用開始
定期検査
使用開始翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、以降3ヶ月毎
オルソケラトロジーの費用(オルソケラトロジー治療は自由診療となります。)
適応検査1回目:15,000円
適応検査2回目:5,000円
処方レンズ使用開始時の追加費用:片眼 40,000円、両眼 70,000円(検査費用+レンズ・ケア用品代)
1ヶ月後:治療継続希望 追加費用 60,000円
:治療中止(十分な効果が得られないなど)当日の検査費用5,000円 レンズ代の60,000円を返金
返金の際には支払い時の領収書が必要です。1ヶ月以上経過した場合は返金できません。
2年目以降の定期検査代:30,000円(3ヶ月毎の検査、診察費用)




