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近視の進行抑制治療

近視の進行抑制治療

近視進行抑制治療にはいくつかの方法があり、お子さまに合った方法を選択することが重要です。
当法人では以下の治療を行っています。

取り扱い先

  • ・本院 木村眼科内科病院:下記の全ての治療法
  • ・分院 呉本通木村眼科:リジュセア・ミニ点眼

治療法の一覧表

治療法 特徴 保険
区分
費用(税込) 向いている人
点眼
『リジュセア・ミニ』
寝る前に点眼 選定
療養
当院でお渡し
薬剤費 月4,290円
小学生~高校生
低学年のお子さまでも始めやすい
眼鏡
『ミヨスマート(①)』
『ステレスト(②)』
日中かける 保険
診療
眼鏡店で購入
購入費用の目安
レンズ代
①79,200円※1
 77,000円※2
②79,200円※1・2
小学生~高校生
眼鏡に抵抗がない
コンタクトレンズが難しい
使い捨てソフトコンタクトレンズ
『マイサイト』
日中つける 保険
診療
薬局で購入
購入費の目安
月額14,160円※3
(左右眼)
中・高校生
眼鏡をかけたくない
自分でコンタクトレンズの着脱ができる
ハードコンタクトレンズ
『オルソケラトロジー』
寝ている間つける 自由
診療
当院でお渡し
初年度150,000円
2年目以降30,000円/年
小学生~高校生
裸眼生活を希望する
スポーツをする
親がコンタクトレンズの着脱をしてあげられる
  • 記載の費用は2026年6月時点のものです。
  • ※1 メガネの田中 ゆめタウン呉店・広島本店での価格
  • ※2 メガネの三城 広店での価格
  • ※3 オール薬局宝町店での価格

どうして近視の治療が必要なのか

近視とは

目の中に入った光のピントが網膜より前にあっている状態です。近視のほとんどは眼球が後方に伸びることで起こります。

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(画像提供:参天製薬株式会社)

治療の目的

眼球は体が成長する時期に伸びることが多く、特に低年齢の頃に速く伸びる傾向があります。
早い段階からできるだけ近視が強くなるのを避けることで、将来の見え方を守り、目の病気になる可能性を低下させることができます。

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(画像提供:参天製薬株式会社)

治療法の種類

低濃度アトロピン点眼0.025%「リジュセア・ミニ」

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(画像提供:参天製薬株式会社)

瞳を広げる作用のあるアトロピンという目薬を1日1回寝る前に点眼する治療法です。低年齢から使用可能です。副作用として点眼後にまぶしさを感じることがあります。
点眼によって視力が矯正されるわけではないため、一般の眼鏡やコンタクトレンズによる矯正が別途必要です。
近視進行抑制率は38%と報告されています。多分割眼鏡レンズ、近視進行抑制用ソフトコンタクトレンズ、オルソケラトロジーと組み合わせて使用することも可能です。治療を中止すると、これまで抑えられていた近視の進行が再び進行(リバウンド)することがあります。

多分割眼鏡レンズ「ミヨスマート」「ステレスト」

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(画像提供:株式会社ニコン・エシロール)

従来の遠用眼鏡に近視進行抑制効果のある特殊レンズを組み込んだ近視管理用眼鏡です。非侵襲的かつ長期間使用が可能であり、日常生活に取り入れやすい点が特徴です。
近視進行抑制率は55~59%と報告されています。約2年でレンズを新しくする必要があります。治療を中止しても “リバウンド”は生じないとされています。

使い捨てソフトコンタクトレンズ「MiSight 1day(マイサイトワンデー)」

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(画像提供:クーパービジョン・ジャパン株式会社)

小児の視力矯正および近視進行抑制を目的として厚生労働省から承認を受けたソフトコンタクトレンズです。1日使い捨てのため、衛生面での管理が比較的容易です。
近視が強くても使用可能ですが、日中に装用するため、ゴミが入ったときなどに自分で取り外すなどの自己管理が必須です。近視進行抑制率は52~63%と報告されています。治療を中止しても “リバウンド”は生じないとされています。

ハードコンタクトレンズ「オルソケラトロジー」

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特殊な形状のハードコンタクトレンズを寝ている間に装着し、角膜の形を一時的に平らにする方法で治療します。日中の良好な裸眼視力を得るとともに近視の進行を抑制できます。同じレンズを繰り返し長期間使用するため、付着した汚れを丁寧に洗浄してレンズを清潔に保つ必要があります。近視進行抑制としては国内未承認です。
原則、-4.00Dまでの近視の方が適している治療法です。近視進行抑制率は36~53%と報告されています。治療を中止すると“リバウンド”することがあります。

全ての治療法において定期検査は必要です

治療期間中は、定期的に受診して検査・診察を受けて下さい(自己判断で治療を中止しない)。
近視の進行が安定する10代後半まで治療を続けることが望ましいです。治療が終了した後も、近視が進んでいないことを確認するために定期的に受診しましょう。

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